リサイクルトナーのメリット/デメリット②
リサイクルとは?
リサイクルと聞くと最近では、一般家庭でも行われています。
企業でリサイクルをしていきませんか?
日本において、経営者という仕事をしている人が一番多いのはあまり知られていません。
様々な経営方法があり、様々な形で日々ビジネスは動いています。
その中でどの企業においても変わらないのが必要経費です。
そして、毎月そのコストに悩まされているのも経営者です。
事業運営において、毎月かかる固定費などのコスト削減は大きな課題となっています。
リサイクルと聞くと「コストアップになるのでは?」とご心配になられる方も多いのでは?
それは、再生紙のお話です。
トナーカートリッジのリサイクルは、新品と比べ、約50%~60%コスト削減できます。
リサイクルトナーで環境改善
OA機器の軽量化と環境保全への関心が高まる中、サプライ用品の再生利用が注目されています。
高価なカートリッジも従来は使い捨て廃棄処分されていましたが、リサイクル技術の向上により
新品同様に再生してご利用頂けます。
環境保護の先進国、アメリカではリサイクルカートリッジの利用率はすでに50%を超えています。
マスコミ等でご承知のように、我が国でも省資源とコスト削減という大きなメリットが見直され、
トナーカートリッジのリサイクル利用率は急速に拡大しています。
オフィスのリサイクル推進活動が盛んな今、コピー用紙の次にトナーカートリッジが注目です。
大部分がプラスチック製なのでそのまま再生可能。
現在ご利用のカートリッジを回収、洗浄、充填するのでムダなゴミを出しません。
地球環境面のメリット
環境にやさしい商品です。
使用済みのトナーカートリッジを工場にてリサイクルし、また使用可能にした商品です。
プリンタメーカもリサイクル活動を積極的に行っています。
しかし、下の図の様に、原材料レベルでのリサイクルを行っていますので、
再利用には更なるエネルギーを必要とし、Co2を排出することになります。
(再利用には、毎回エネルギーが必要です)
プリンタメーカによっては、海外の工場でカートリッジのリサイクルの一部をおこなっておる会社もあり、
ものが動く為にはエネルギーが必要で、その移動距離と重量に比例しCo2の排出量も増えます。
トナー詰替型のリサイクルトナーは、カートリッジの筐体をそのまま使用し、またドラム等の消耗部材も、
優良部材は積極的に再利用(有効利用)していますので、より、地球にやさしい商品といえます。
(詰替え・再利用の場合は、エネルギーを必要としません)
リサイクルトナーが存在するがゆえのメリット
リサイクルトナーが商品化され、今では官公庁をはじめとし広く使用されるようになりました。
これは、プリンタメーカの販売・商品戦略にも、少なからず影響を与えたと思われます。
それまで存在しなかった、メーカ純正リサイクルトナーが登場し、エンドユーザ様の選択肢が増えました。
また、下の図をご覧頂きたいのですが、例としてキヤノンで比較してみました。
約10年でトナーコストが約46.7%も下がりました。
もちろんリサイクルトナーだけの理由ではないと思いますが。
リサイクルトナーを使用しないお客様にもメリットがあります。
(トナーカートリッジ509VPは509の2本セットです。印字枚数等は一括表示しています)
カートリッジ名 | 発売時期 |
定価(税別) |
印字枚数 |
印字単価 |
値下率 |
EP-J | 1997年? |
36.000円 |
8.000枚 |
4.5円 |
- |
EP-62 | 1999年? |
40.000円 |
10.000枚 |
4.0円 |
11.1% |
トナーカートリッジ509 | 2006年 |
44.000円 |
12.000枚 |
3.7円 |
17.8% |
トナーカートリッジ509VP | 2006年 |
58.000円 |
24.000枚 |
2.4円 |
46.7% |
pickup
Last update:2023/9/15